三山ひろし凱旋唱!故郷・高知で新曲「四万十川」ヒット祈願

[ 2016年2月22日 05:30 ]

故郷で新曲ヒット祈願イベントを行った三山ひろし。手には四万十ひのきで作られた特製けん玉、バックは四万十川にかかる佐田沈下橋

 昨年のNHK紅白歌合戦に初出場した演歌歌手三山ひろし(35)が21日、故郷の高知県で凱旋歌唱した。新曲「四万十川」のヒット祈願イベントを、舞台となった四万十市で開いた。

 不破八幡宮で行われた奉納歌唱。1000人以上の地元住民が敷地内を埋め、紅白効果は如実に表れていた。紅白歌唱曲「お岩木山」に拍手喝采。三山はいつもより力の入ったコブシ回しで応えた。歌唱前には四万十市観光大使に委嘱され、「こじゃんと(とても)うれしいぜよ!」と笑顔。贈られた「四万十ひのき」のけん玉で技を披露して沸かせた。

 ヒット祈願は四万十川に架かる佐田沈下橋の上で行われ、「気持ちがピリッとしますね」と川を見つめた。沈下橋は増水時に姿を消す橋で、流されないために欄干を設けていない。「そうした自然の厳しさを人生に重ねた曲です」とPRした。

 同県南国市生まれ。歌手の夢を捨てきれずに25歳で上京してから10年。故郷に錦を飾り、「自分を生んでくれた土地で新曲を歌わせてもらい、気合が入ります。今年は勝負の年。必ず紅白に連続出場します」と誓った。

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2016年2月22日のニュース