文枝、紫艶との“20年不倫”改めて謝罪「全て身から出たサビ」

[ 2016年2月22日 15:29 ]

「創作落語の会」の記者会見で“不倫騒動”について改めて謝罪する桂文枝

 落語家で上方落語協会会長の桂文枝(72)が22日、大阪市内で「創作落語の会」(3月4日、4月1日、6月29日)の記者会見に臨み、演歌歌手・紫艶(しえん=38)との“20年不倫”騒動について「私が浅はかだった。すべて身から出たサビ」と改めて謝罪した。

 会見は冒頭から文枝が今回の不倫騒動について「落語会の記者会見でこんなにたくさん来て頂いたのは初めて。でも、創作落語の会を35歳で始めて、今回(4月1日)で100回目のおめでたい記者会見がこういうことになり、本当に申し訳ありません」と謝罪の言葉でスタート。「ご心配をおかけして、私の不徳の致すところ」「10何年か前にしたことが今になって、こういうことになって」「私の考えが浅はかで、調子に乗って、驕り高ぶってた」と自身を責める言葉を並べて不倫を一切否定せず。写真週刊誌「フライデー」に掲載されたマリン スポーツの写真については「何年も前のことで、よう覚えてない」とはぐらかし、「すべて身から出たサビ。反省してます」と頭を下げた。

 前日(21日)に東京での会見で話した通り「家族には特に迷惑をかけてしまった」と謝罪。知人からの連絡で「歯医者にも、銀行にも行かれへん」と夫人から小言を言われ、自身も「外に出にくい。行きつけの喫茶店にも行けん。寂しい」と言う。「正直、家庭の危機を迎えてるのが現実。嫁さんにこれ以上苦労をかけられない。楽にさせてやりたいという気持ちもある。嫁さんがそういうこと(離婚)を言ってきたら仕方ないなと。まさか72歳で」と神妙な顔で話し「どこか神社で厄払いでもして、家内安全をお願いしてこないと…」とまた、頭を 下げた。

 前立腺の腫瘍摘出手術を受け復帰した西川きよし(69)から電話があり「声が枯れてたが、元気になってホッとしてる。『お茶でも飲みにおいでや』と言われた」と明かし、ハイヒール・モモコ(52)からも「頑張ってください」と激励されたそうだ。

 大阪・天満の「天満天神繁昌亭」で開かれる今回の創作落語は第99回から第101回の3日間。桂文珍(67)、月亭八方(68)、笑福亭鶴瓶(64)らも出演する。「現在、(作品は)260ぐらいある。あと40。300に向けて頑張らんと。そういうこと(不倫)で笑いを取ることのないように」と本業では気を引き締める構えだ。

 上方落語協会会長選挙については「ご迷惑をおかけしたが、まだ、し残したことがあるんで、続けたいと思ってる」と再選を臨んでいる。また、左右を短く刈り上げたヘアスタイルは、NHK大河ドラマ「真田丸 」(日曜、後8・00、総合)で演じる千利休役のためのもの。72歳にして、まだまだ精力的に動く。

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