その方が面白い 有村架純「ひょっとして性格悪い?とか腹黒いかもと」

[ 2016年2月2日 10:16 ]

月9初主演する有村架純は充実感をにじませる

有村架純インタビュー

 有村架純(22)は重要な仕事が決まると真っ先に母親へ連絡する。「あまちゃん」のときも今回の月9主演も、母親は自分のことのように喜んでくれた。「あんたが笑顔でいてくれたらそれでいいの」という無償の愛が心の支えになっている。

 母親と話すときはいつも関西弁。今回のドラマでポロリポロリと出てくるのも話題を集めている。

 「私にとって標準語はまだ少し不自然で、頭の中の関西弁を少し直して話しているところはありますね。何も考えなくてもいいのが関西弁」。ドラマのセリフでは初めてなので、有村の素の部分が見え隠れするのも楽しいところだ。

 新作のたびに新しい魅力を見せる有村。16年も勢いは止まらず、すでに「僕だけがいない街」(3月19日公開)、「アイアムアヒーロー」(4月23日公開)、「夏美のホタル」(初夏公開予定)と3本の映画が控えている。

 デビューから3年でしっかり実力を蓄え、花開いた15年。そして16年はその花の多様性を証明する年だ。

 「これからはいい意味で皆さんの期待を裏切るような、例えば、ひょっとして有村って性格悪い?とか、腹黒いかもしれないね、みたいな想像をしてもらえるようになりたい。その方が面白いじゃないですか」

 女優としての気構えを見た気がした。

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