石坂浩二「鑑定団」発言2回だけ 降板発表以来初の放送

[ 2016年2月2日 21:52 ]

石坂浩二

 俳優の石坂浩二(74)の降板騒動が話題となったテレビ東京「開運!なんでも鑑定団」が2日に放送され、石坂の発言は2回だけだった。

 約2年間、番組内での発言が編集でカットされていることをスポニチ本紙が1月28日に報道。この日は一連の騒動が報じられて以来初の放送で、石坂の声が聞こえたのはオープニングの「こんばんは」と、今田耕司(49)に相づちを打つように「ははは」と笑った時だけだった。1月26日放送分でも「こんばんは」のほか、相づちの「はい」が2回だけ。笑顔が映し出されても、笑い声は聞こえなかった。

 「お宝」の左手に石坂、右手に今田やゲスト、お宝を持ちこんだ依頼人が立つ構図だが、不自然なほど右手の映像ばかりが映り、石坂の姿が見えるのは引きの映像の際のみ。ツイッターでは「本当に石坂浩二さんのコメントってカットされてる」「石坂浩二さんかわいそう」「こんな陰湿ないじめ、見てて気分悪い」と編集内容に批判する声が相次いでいた。

 石坂は番組に22年間出演してきたが、4月のリニューアルを機に“卒業し、BSジャパン「開運!なんでも鑑定団 極上!お宝サロン(仮)」に出演することが30日に発表された。94年10月からアシスタントを務める吉田真由子(42)も石坂とともに卒業し、石坂の後任として福澤朗キャスター(52)が新たに番組に加わる。

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2016年2月2日のニュース