つんく♂ 来年再び「あの場」へ…近大入学式で新曲披露

[ 2015年10月30日 05:00 ]

つんく♂

 昨年10月に喉頭がんで声帯の摘出手術を受けた音楽プロデューサーつんく♂(47)が、来年4月2日に行われる母校・近畿大(大阪府東大阪市)の入学式をプロデュースすることが29日、明らかになった。同大が発表したもので、3年連続のプロデュースとなる。また、入学式のために新曲を書き下ろすことも合わせて発表された。

 つんく♂は「昨年は新入生への祝辞の中で自身の事も話させていただきました。あの場があったからこそ、私も4月から後ずっと、新たな人生の1回生として新鮮な人生を送ってくる事ができました。そういった事への感謝の意も込めて、2016年度の入学式をさらに画期的で素敵な式に出来るようにお手伝い出来るのであれば、喜んでさせて頂きたいという気持ちでお引き受けさせて頂きました」とコメント。

 書き下ろす新曲は、同大の在学生・新入生によるユニット「KINDAI GIRLS」が歌うという。

 今年4月の同大入学式では、声帯の摘出手術を受けていたことを明かしたつんく♂。大型モニターにコメントを映し出し「一番大事にしてきた声を捨て、生きる道を選びました」と説明し、新しい人生を踏み出した自身を「同じ1回生」と位置づけ、大学生活を始める後輩たちにエールを送った。

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2015年10月30日のニュース