ピース又吉と羽田氏に懐中時計と賞金100万円 芥川賞贈呈式

[ 2015年8月21日 23:11 ]

<第153回芥川賞・直木賞贈呈式>フォトセッションに臨む(左から)東山彰良氏、又吉直樹、羽田圭介氏
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 第153回芥川賞直木賞の贈呈式が21日、都内で開催され、「スクラップ・アンド・ビルド」で受賞した羽田圭介氏と「火花」で受賞した、お笑いコンビ「ピース」又吉直樹(35)が出席。芥川賞の正賞の懐中時計と副賞の賞金100万円の目録が授与された。

 出版関係者や知人など、祝福に駆けつけた1300人が駆けつけ、集まった報道陣は80媒体、約100人。

 羽田氏は受賞を機にテレビ、新聞、雑誌などの取材を受けて色々な表現の機会を得たとして、「小説という表現形式の尊さに気づくことができた。嘘の言葉だからこそ表現できることを原稿用紙数十枚数百枚で表現していこうと思います」とコメント。

 又吉は「仕事もなんもなかった時代が長くて、舞台に立ちたいなとか自分の書いたものを人に読んでもらいたいなという時期が長かったので、どうなろうとも表現する場所を与えてもらえているということはすごく嬉しく思っています。今回芥川賞を受賞することによって、これで次書かないということはすごく失礼なような気もしますし、書くべきだと思っているので、面白いものを書きたい」と次回作への決意を語った。

 

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2015年8月21日のニュース