榊原郁恵、フライング披露も…まさかのハプニングに「0点に近い」

[ 2015年7月20日 19:07 ]

ミュージカル「ピーターパン」初日公演に出演した榊原郁恵

 女優の榊原郁恵(56)が20日、東京国際フォーラムで開催中のミュージカル「ピーターパン」の初日公演のカーテンコールに登場し、終演後の囲み取材に、9代目ピーターパンの唯月ふうか(18)とともに応じた。

 この日のカーテンコールに登場した初代ピーターパンの榊原は、同作の名物であるフライングを1500回公演で飛んで以来、約3年ぶりに披露したが、まいた妖精の粉(銀紙)が口に入ってしまうハプニングに見舞われ、「35周年なので感動的にお願いします。笑いはいりませんとスタッフに注意されて、自分にとっても最後のフライングかもしれないと感極まる気持ちで行ったら、勢い余って…」と下を向き、今回のフライングは何点か聞かれると「自分では100点満点のつもりでイメージできていて、リハーサルもさせていただいていたのですが…。ビックリすることが起きちゃったから0点に近いんじゃないかな」と自己採点。

 次は何周年で飛ぶか質問された榊原は「この衣装もボロボロで危ないので、もうこれが最後じゃないかなという気持ちです」と吐露し、若い唯月に後を託した。また、同作が35周年を迎えたことについて榊原は「この年になると、10年先のこともついこの間のような気がしちゃって、35年前はついこの間な気がするんですけど、マッチ(近藤真彦)が芸能生活35周年だとテレビで言っているのを聞いたときに、改めてピーターパンってすごく続いていて、毎年1回も欠かさず続けてこれたことはすごいんだなって思いました」としみじみと語った。

 さらに榊原は、13年より9代目ピーターパンを演じる唯月に「私が心掛けていたのは、1回1回精一杯やるということですね、会社からは『100%の力を使っていたら続かないから、ある程度自分の中でコントロールしなさい』って言われたんですけど、そんな器用なことはできないので、見に来てくださる方は、その日しか来ない方ばかりだから、そういうつもりで」と先輩としてアドバイスを送り、唯月も「台本にあとで書きます」と肝に銘じた。

 同作は大貫勇輔(26)、入来茉里(25)、佐藤すみれ(21)、白羽ゆり(36)らも出演。20日~30日まで東京国際フォーラムにて、8月2日に大阪・梅田芸術劇場にて上演。

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