綾部“格差キャラ”全開も又吉受賞を「我がことのように喜ぶ」

[ 2015年7月20日 08:30 ]

夜の公演で軽妙なトークを繰り広げるピースの又吉(左)と綾部

 中編小説「火花」が第153回芥川賞に選ばれたお笑いコンビ「ピース」の又吉直樹(35)が19日、千葉市のよしもと幕張イオンモール劇場に出演し、受賞後初めてファンの前に登場した。

 夜のトークショーでは綾部が「先生、ぶっちゃけ印税の方は?私にはいくら来るんでしょうか」といきなり“核心”を突く質問。又吉が「僕、綾部さんの書いた本(「熟女論」)の印税もらってないし」と応戦すると、綾部が「6万円くらいだったから、やるよ3万円。だから5000万よこせ!億行くんでしょ?」と笑わせた。

 早くも“格差キャラ”全開だが、関係者によると「綾部は我がことのように喜んでいる」という。芥川賞の発表は16日。2人は18日、仕事で受賞後初めて顔を合わせたという。又吉には単独で番組ゲストなどのオファーが殺到しているが、関係者は「綾部と顔を合わせ、やはりコンビとしてお笑いにいちずに取り組もうという意思を再確認したようです」と話す。

 出番の合間には2人で「火花」を読んでいない先輩落語家の桂三度(45)を施設内の書店に連れ出し、本を購入させる一幕もあった。

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