柳生博 愛息・真吾さんの死悼む「47歳っていうのは親不孝」

[ 2015年5月12日 14:40 ]

柳生博

 2日に咽頭がんのため47歳で亡くなった園芸家・柳生真吾さんの父親で俳優の柳生博(78)が12日、フジテレビ系情報番組「直撃LIVEグッディ!」(月~金曜後1・55)に出演。愛息の早すぎる死に「47歳っていうのは親不孝だよね、早すぎ」と苦しい胸の内を告白した。

 放送前日の11日、番組の取材に応じた柳生は、真吾さんとの思い出を吐露。「息子自慢をしていいですか」と話し始めると「僕の子供としてありえないような勉強家で…立派っていうのはこういう事を言うのかな」と誇らしげに語った。

 真吾さんの体調に異変が現れたのは数年前。最初はポリープだと思ったが検査の結果「咽頭がん」と診断されたという。がんの痛みとの日々。それでも真吾さんは「ニコニコして痛い顔をしない。人が痛いときは、周りも痛いんだよね。それを見るのは家族して辛かった」と話すと、当時を思い出し、その後の言葉が続かなかった。

 取材場所は親子で共同経営する山梨・八ケ岳にあるレストラン兼アートギャラリー「八ケ岳倶楽部」。春が訪れ、自然の息吹が感じられる中で柳生は「花が咲き、鳥が歌い…。真吾君のように花が光り輝いている」と話し、愛息のためにもこの自然を守っていくことを誓っていた。

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