清原氏 愛息2人に託す夢 才能は「清宮君にも負けていない」

[ 2015年5月12日 10:15 ]

お遍路を歩く清原氏はツツジの花を見て笑顔を見せる
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 この1年ほとんど公の場に姿を現すことがなかった元プロ野球選手の清原和博氏(47)は今、四国霊場八十八カ所を巡る「お遍路」を歩いている。そのうちの1日、約15キロの道のりに同行し、胸中に迫った。

 先月上旬に約1年ぶりにテレビ出演。しかし、この先の仕事は何も決まっていない。中1と小4の息子2人が育ち盛りを迎える大切な時期に将来が見えなくなった。格闘界転向の噂は「僕は膝が悪いので選手としては難しい」と否定。現在の状況では球界復帰も「お呼びじゃない」と冷静に見ている。

 清原氏の心の支えは自身の野球センスを受け継いだ息子2人の存在。ラグビー・ヤマハ発動機の清宮克幸監督の長男で、早実1年の清宮幸太郎が「ベーブ・ルースの再来」と話題だが、息子2人の才能を「清宮君にも負けていない」とキッパリ。「将来、左の清宮君、右の清原になってくれたら」と期待し「そのためには環境が大事。母親がしっかり育ててほしい」と訴える。

 今の夢は「子供たちに自分の納得がいくスイングを見せる」こと。「プロの打球、飛距離を間近で見せてあげたい。そのためにも四国をしっかり歩いて体を整備し直したい」と力を込める。

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