加瀬邦彦さん訃報に追悼の声続々…寺内タケシ 才能称える

[ 2015年4月22日 12:13 ]

加瀬邦彦さんを偲んだ寺内タケシ

 「加瀬邦彦&ザ・ワイルドワンズ」のリーダーで音楽プロデューサーの加瀬邦彦さん(享年74)が東京都内の自宅で亡くなっていたことが分かってから一夜明けた22日、芸能界からは追悼の声が相次いだ。

 ギタリストの寺内タケシ(76)は書面で「訃報を聞き、大変驚きました」とコメント。故人の才能を称えた。歌手でタレントのグッチ裕三(63)は書面で「あこがれの先輩で、メジャーデビューするきっかけを与えてくれた恩人です」としのんだ。

 加瀬さんは1963年に「ザ・スパイダース」を脱退し「寺内タケシとブルージーンズ」に加入。

 寺内は「彼はあのスパイダースを袖にして寺内タケシとブルージーンズに参加したほどエレキギターが好きだった人で、のちに、そのギターの腕は『加瀬の12弦ギター』として結実しました。作曲方面でも才能にあふれ『想い出の渚』をはじめとするヒット曲を生み、ブルージーンズにも『ブルージーンNO1』『雨の想い出』などを残してくれました。バンドリーダーとしても手腕をふるい、ワイルドワンズをここまで牽引されました」と故人の功績を称え「その才能を惜しむとともに、ご冥福を心よりお祈り申し上げます」と悼んだ。

 歌手で女優のあべ静江(63)はブログを更新。2010年に会ったのが最後で「初めて親しくお話をさせていただき、品の良い方だなぁと感じました。加瀬さんの笑顔を胸に。心から追悼の想いを届けたい」とつづった。

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