TBS社長 バラエティーに手応え 4月クール3位「まずまず」

[ 2015年4月22日 14:39 ]

 TBSの武田信二社長が22日、東京・赤坂の同局で定例会見を行い、4月スタートの新番組への手応えを口にした。

 新年度がスタートし、3週間が経過したが、ゴールデン帯(後7・00~10・00)で平均10・0%、プライムタイム帯(後7・00~11・00)で平均10・1%とともに2ケタをキープし、3位とまずまずのスタートを切った。

 特に「オースター感謝祭」をはじめとする春の特番が好調で、視聴率を牽引した。さらに、12日にスタートした日曜夜の新バラエティー番組「この差って何ですか?」(日曜後7・00)は初回14%の好成績。ゴールデンでは2011年10月の「体育会TV」以来4年ぶりとなる14%台の好スタートを切った。

 武田社長は「GP帯ともに3位につけ、まずまずのスタートを切れた」と満足の言葉。「この差って―」の数字にも「大変に今後が楽しみ」と期待を寄せた。

 25日スタートの放送60周年ドラマ「天皇の料理番」で出そろうドラマにも「期待したい」と話した。

 同局としては59年ぶりとなる月曜午後8時枠のバラエティー番組「世にも不思議なランキングなんで?なんで?なんで?」が20日にスタート。初回は2時間スペシャルで放送され、6・9%の数字。この結果に武田社長は「数字は芳しくない」としながらも「他局との競争の中で作っていくので、手応えは悪くない。伸びしろはあると思っているので、まだもう少し時間をもらってみていきたい」とした。

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