寝屋川・友呂岐中がダンス日本一 西島&香川祝福に大歓声

[ 2014年12月27日 06:00 ]

規定曲部門で文部科学大臣賞を受賞した寝屋川市立友呂岐中「友中2年後半クラス」

 中学生がダンスの腕前を競う「第2回全国中学校リズムダンスふれあいコンクール」が26日、東京都港区の赤坂ブリッツで38チームが参加して行われた。規定曲部門は大阪府寝屋川市の友呂岐(ともろぎ)中学のチーム、自由曲部門は東京都足立区の上沼田中学のチームが優勝した。表彰式には俳優の西島秀俊(43)と香川照之(49)がサプライズゲストとして登場し、コンクールを盛り上げた。

 規定曲部門の優勝に当たる「文部科学大臣賞」に輝いた瞬間、友呂岐中学2年の33人組「友中2年後半クラス」の少女たちが「キャー」と絶叫した。抱き合いながら喜び、号泣する生徒もいた。

 生徒には優勝のサプライズプレゼントが用意されていた。司会が西島と香川が来場していることを告げると、さらなる絶叫。2人がステージに姿を現すと、この日一番ともいえる歓声がとどろいた。特に西島は、22日に27歳の元会社員と結婚してから初めての公の場。会場には祝福ムードも漂った。

 2人は、1月18日にスタートするTBSドラマ「流星ワゴン」(日曜後9・00)の撮影の合間を縫って駆け付けた。西島は、生徒たちのハイレベルなダンスに感激した様子。自由曲部門の優勝旗を手渡し、「皆さんに負けないよう(ぼくたちも)撮影を一層頑張りたい」と笑顔で話した。

 「友中2年後半クラス」は、課題曲の一つ、4人組ダンス・ボーカルグループ「J☆Dee’Z」(ジェイディーズ)の「Let the music flow」に乗せ、一体感抜群のダンスを披露。審査基準となった躍動感、独創性などでも他校を圧倒した。

 1年生だった昨年は「友中1年2組」として出場。「ABC」(当たり前のことを、ばかにせず、真剣に)をモットーに審査員特別賞を受賞。伊達朝陽さんは「うれしさ半分、悔しさ半分だった」と振り返った。今年は「ABC」に「D」(できるだけ笑顔で)を加え、スマイル全開で頂点に立った。コンクールの模様は来年1月3日午前7時半からTBSで放送される。

続きを表示

2014年12月27日のニュース