3歳女児虐待事件 逮捕の母「愛情薄れた」

[ 2014年12月27日 11:07 ]

 高知県香南市で衣斐瑠維ちゃん(3)が暴行を受け、死亡した事件で、暴行容疑で逮捕された母親の衣斐未歩容疑者(27)が生後9カ月の次女の面倒を見ているうちに「長女瑠維ちゃんへの愛情が薄れていった」と供述していることが27日、捜査関係者への取材で分かった。

 また、県警によると、瑠維ちゃんの父親の妹で、同容疑で逮捕された吉村瞳容疑者(23)と、衣斐容疑者は25日午後2時ごろ、自宅1階で瑠維ちゃんを布団でぐるぐる巻きなどにした後に数時間放置。その後、衣斐容疑者は2階で次女と寝ていた。吉村容疑者は買い物に出掛けていたという。

 吉村容疑者が帰宅後、1階で心肺停止状態の瑠維ちゃんを見つけ、午後4時50分ごろ119番した。

 26日に高知県警が2人を逮捕、27日午後、傷害致死容疑で2人を送検する。

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2014年12月27日のニュース