錦織が愛読 テニプリ作者がエール「最高のストーリー描いて」

[ 2014年9月8日 10:16 ]

新テニスの王子様(C)許斐剛/集英社

 人気テニス漫画「テニスの王子様」の作者・許斐剛(このみ・たけし)さん(44)が錦織圭にエールを送った。同作は錦織の愛読書で“エアK”の原点とも言える作品。許斐氏は「自分のスタイルで最高のストーリーを描いて」と優勝を期待した。

 許斐氏は仕事場のテレビで錦織の快挙を見守った。スポニチ本紙の取材に「彼なら勝てると思っていたが、とにかくうれしい。自分のテニス漫画を読んで育った選手が世界一に近づいている」と喜んだ。

 「テニスの王子様」は週刊少年ジャンプで1999年に連載がスタート。現在は続編「新テニスの王子様」が月刊誌ジャンプSQで連載されている。主人公の越前リョーマがテニスの名門中学で、全国制覇を目指す物語。登場する必殺技がテニス少年を魅了し単行本全55巻の累計発行部数は約5500万部。「テニプリ」の愛称で親しまれ、アニメや映画、ミュージカル化もされている。

 錦織も小学生時代から愛読。01年にアニメ第1話が放送された際、当時小6だった錦織は天才テニス少年を紹介するコーナーに登場した。11年には、許斐氏とテニス誌の企画で対談。錦織はテニプリに登場した技を、少年時代に練習したと打ち明けた。「“片足スプリットステップ”は今も使っていると聞いた。“ポール回し”“ドライブB”など練習したそうです」と話す。

 片足スプリットステップは、相手のショットに合わせて軽く跳び、片足で着地。次の動作に早く入るというもの。ポール回しは、ボールをネットの外側を巻くように打ち込み、相手のコートにボールを突き刺す技。ドライブBは滑り込んでから跳躍し、ボールを下から擦り上げるように回転を掛ける。「エアK」に代表されるアクロバチックで躍動感あふれる錦織のプレースタイルは、テニプリからヒントを得た可能性もある。許斐氏は「小さな体で大きな外国勢に立ち向かう姿はリョーマにかぶる。漫画の主人公みたいな選手」と語った。

 漫画は現在、リョーマがU―17W杯で世界へ飛び出す目前。現実で世界の頂点に王手をかけた錦織に、許斐氏は「舞台は違うけど、一緒にテニス界を盛り上げたい。観客を魅了し、自分も楽しむテニスで、最高のストーリーを描いて」とエールを送った。

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