市村正親、ファンの熱い声が闘病の力に「ぐっと来ますね」

[ 2014年9月3日 12:56 ]

穏やかな表情で会見する市村正親

 胃がんで腹腔(ふくくう)鏡手術を受け療養中の俳優・市村正親(65)が3日、都内で会見、がん公表後初めて公の場に姿を見せ、ファンへの感謝の言葉と復帰への意欲を口にした。

 7月27日に、早期の胃がんと公表し、出演中だったミュージカル「ミス・サイゴン」を途中降板。今月放送のTBSのドラマ「おやじの背中」最終回への出演も断念した。「皆さんに多大なるご迷惑をおかけしました。ミス・サイゴンのカンパニーの皆さんがほんとうに頑張ってくれて、僕としてはしっかりリハビリに励むことができました。『おやじの背中』もとても楽しみにしていたのですが、こういう状況になったので仕方がなかった」とやむを得ずの降板を謝罪した市村。病気を「神様が与えてくださった試練」とし、「早期の発見で、ラッキーなことにかなり身体もスリムになった。また若い役もやれるかな」と復帰に意欲を見せ、笑顔を振りまいた。

 舞台降板が決まり、「ミス・サイゴン」の公演中だった帝国劇場からファンからのメッセージが届けられたという。「僕が病気になったことで、こんなにもみんなが僕の40年間のこと、これからのことも考えてくれていると(実感した)。熱いメッセージが書いてあるんです。アンケートよりも熱い。それはぐっと来ますね」。「今はとにかくゆっくり休んでくれ」「焦る仕事よりもこれから長い仕事をしてほしいから」「ミュージカルを支えていくのはあなたしかいないんだからって」といったメッセージが寄せられた。

 「熱いメッセージが多い。(普段は)僕のところにはあまり並ばないんですよ。だから、オレはあまりファンのいないのかなと思っていたけど、結構オレ、人気あるのかなって」と照れ笑いを浮かべ、がんとの戦いにファンの言葉が大きな力になったことを明かした。

 仕事復帰は10月上旬に始まるミュージカル「モーツァルト!」(東京・帝国劇場、11月8日開幕)の稽古。ファンの前に姿を見せるのは同下旬に東京国際映画祭の中で行われる声優を務めた3Dアニメ映画「くりみ割り人形」のワールドプレミアとなる。「とても心地のいい回復。精神的にも前向きに生きていけるような身体にはなった。せっかく与えてもらったこの身体ですから、前みたいにガツガツやらないで、自分の身体を見ながら、まだまだ(仕事を)やります」と前向きに話した。

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