ビデオリサーチ 番組の録画再生率初公表 トップは「ルーズヴェルト・ゲーム」

[ 2014年7月14日 21:00 ]

 ビデオリサーチは14日、昨年10月から関東地区で試験的に測定していたテレビ番組の録画再生率を初めて公表した。現行のリアルタイムの視聴率に反映されない視聴動向を把握するのが狙い。

 上位20番組中、17番組をドラマが占め、バラエティー番組やスポーツ中継に比べ、ドラマを録画して見る傾向が強いことが明らかになった。

 公表したのは今年3月31日から6月29日の調査結果で、録画番組を放送当日と翌日から1週間以内に再生した割合。

 トップは連続ドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」(TBS系)の7・7%(全話平均)。TBSによると、同番組の全話平均の視聴率は14・5%だった。

 再生率の2位は「笑っていいとも!」最終回(3月31日、フジテレビ系)と連続ドラマ「MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜~」(TBS系)の全話平均で、ともに7・5%だった。

 ビデオリサーチによると、視聴率調査を実施している世帯とは別の300世帯が対象。家庭に測定機を設置し、音声を基に再生番組を特定した。調査対象世帯が違うため、現行の視聴率と単純に比較はできないという。

 同社はテレビ局などに来年1月からデータの提供を始める予定。

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2014年7月14日のニュース