カスタマイZ スタチャとの本契約目指しライブも…仮契約続行

[ 2014年6月8日 21:13 ]

約800人のファンの前で熱唱するカスタマイZ

 アニメソングを歌うイケメン男性4人組ロックバンド、カスタマイZ(読み・カスタマイズ)が8日、東京・江東区のダイバーシティ東京プラザ・フェスティバル広場でフリーイベントを行った。

 スターダストプロモーション所属の「EBiDAN」(恵比寿学園男子部)より派生したロックバンドで、「アニソンで天下を獲る!」をモットーに昨年11月に誕生した個性的な青春ロックバンドだ。

 メンバーは、ボーカルのHAMA、ボーカル&ギターのGORO、ドラムのDAICHI、ベースのHIROKIの4人で、3月23日に東京ビッグサイトで開催された「AnimeJapan 2014」でキングレコードのレーベル「スターチャイルド」とメジャー仮契約を締結。そして、この日のフリーライブで同広場を超満員のファンで埋め尽くしたら「本契約」が決まるというもの。

 この日は悪天候にもかかわらず、野外特設ステージ前に約800人の熱狂的ファンが詰めかける中、本契約目指して大張り切りの4人は、TVアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」エンディングテーマカバー「ハレ晴レユカイ」など全4曲を熱唱した。

 スタチャへの挑戦の結果は「『仮』契約続行」となり、本契約は次回に持ち越されたが、8月27日にシングル発売が決定。その収録曲が、7月から放送開始のTVアニメ「少年ハリウッド―HOLLY STAGE FOR49―」エンディング楽曲に決まり、また、全国108カ所のレコード店を回るイベントの実施も決定。

 DAICHIは「もう1回、チャンスをいただいたので、次こそ本契約できるよう全力で頑張りたい」HAMAは「本契約できなかった悔しさがある反面、TVアニメのエンディング曲が決定してうれしかったです」とそれぞれ感想を述べ、GOROは「僕たちの夢は、さいたまスーパーアリーナ(アニメの聖地)でワンマンライブをやること。アニソンバンドとして天下を獲りたい」と意欲を燃やしていた。なお、GOROとDAICHIが「少年ハリウッド」で声優デビューする。

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