味スタにAKBファン7万人 大雨注意報と厳戒の中で声援、混乱なし

[ 2014年6月8日 09:35 ]

AKB総選挙会場の味の素スタジアムで打ち上げられた花火

AKB48第6回選抜総選挙 

(6月7日 味の素スタジアム)
 無料配布された雨がっぱと、小旗でピンク色に染まったスタジアム。雨風が吹き抜けるスタンドから、7万人のファンが声援を送り続けた。開票イベント前のライブは45分遅れの午後3時15分に始まったが、それでも6時間以上の長丁場。冷え切った体を震わせながらの順位に一喜一憂した。

 会場周辺には前日から大雨・洪水注意報が発令され開催も危ぶまれた。当初の予定を1時間早め、午前11時30分に開場。都内に住む男性会社員は「前日から雨が強く、中止の心配もあった。開催してくれて良かった」と胸をなで下ろした。

 入山、川栄の襲撃事件を受け、会場の警備を強化した。入場ゲート6カ所で、来場客に10秒程度の手荷物検査と金属探知機検査を実施。各所で警告音が鳴り、「手荷物検査だけで良いのでは」との声もあったが、多くのファンは納得済み。千葉県のアルバイト男性は「メンバーの命が最優先」と話すなど、大きな混乱はなかった。

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