アルタ前1万人に応えた!タモリ 正面入り口から最後の出勤

[ 2014年4月1日 06:17 ]

「笑っていいとも」最終回が行われるスタジオアルタ前で「32年間ありがとう!」と書かれた横断幕を手にするファン
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 日本の“お昼の顔”として親しまれたフジテレビ「笑っていいとも!」が31日、放送32年の歴史に幕を閉じた。

 昼の通常番組の際には、東京都新宿区のスタジオアルタ周辺には約1万人(フジテレビ発表)が集まり、「32年間ありがとう」と横断幕を持ったファンも。司会のタモリ(68)は通常は裏口から入るが、この日はファンに会うため正面入り口から入った。

 昼の放送終了後は約20分間、月曜レギュラー陣と談笑。毎週日曜に放送されていた「増刊号」の収録さながらにサービストークを繰り広げた。タモリは「もう放送されないのにね」と笑いつつ、最後の時間を楽しんだ様子。観覧客の退場後はスタッフとセレモニーを行い、32年間愛用した楽屋へ。「掃除しに来なきゃいけないねえ」とちょっぴり寂しげだった。

 この日ギネス世界記録にも認定された。通算8054回放送に対する「生放送バラエティー番組の放送回数最多記録」と、8001回司会を務めたタモリに対する「生放送バラエティー番組単独司会最多記録」の2記録。昼の番組中に認定式が行われ、タモリは誇らしげに盾を頭上に掲げた。金字塔を打ち立て国民的バラエティーは涙と笑いで幕を閉じた。

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