たけし「いいとも」司会候補だった タモリに明かした“落選”裏側

[ 2014年4月1日 05:42 ]

タモリ(左)と「笑っていいとも!」最終回に出演したビートたけし

「笑っていいとも!」32年の歴史に幕

 ビートたけし(67)は昼の本編に登場。「きょうは表彰状を読みにやって来た」と、フジテレビのロゴが入った紋付き袴(はかま)。「ちなみにこの表彰状はすべてゴーストライターが書いた」と断り、作曲家偽装問題の佐村河内守氏(50)の時事ネタを絡ませ笑いを誘った。

 番組名物「テレフォンショッキング」に、延べ8054人目のゲストとして大トリ出演。12年10月以来で4回目。83年にはスタジオに乱入し、当時レギュラーだった作家田中康夫氏(57)を「理屈ばっかり言って気にくわない」と首を絞めた伝説も残している。

 関係者が「何をしようかかなり考えたようだ」と語るこん身の表彰状で毒舌を連発。矢田亜希子(35)がかつて、このコーナーで友達として大竹しのぶ(56)を紹介する際に「初めまして」と言ったことを「私はショックのあまり、耳が聞こえなくなりました」、「あすからは“かぶっていいとも!”という番組が始まると聞き、耳が回復し、今ではゆがんで聞こえるまでになりました」などと毒ガス全開。さらに、今後を考えた褒賞として「青山葬儀所割引券」などと書かれた巨大目録を手渡した。

 トークでは「いいとも!」の司会候補にタモリ、たけし、明石家さんまの名前が挙がったことを告白。だが、80年代の人気番組「オレたちひょうきん族」で「お化けを見た」と言って休んだエピソードを引き合いに、「オレは“あいつは月~金曜は来ないんじゃないか”って思われた」と“落選”の裏側を明かした。最後は「あしたの友達」と言ってメモを取り出して、さんまに電話で“友達の輪”をつなぎ、「佐村河内ですが」とあいさつ。さんまがすかさず「どうも、新垣です」と、佐村河内氏の代作者の新垣隆氏を引き合いに応じるなど、「お笑いビッグ3」が盛り上げた。

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2014年4月1日のニュース