新納慎也 hideさん楽曲舞台中止に落胆「魂を削る思いで…」

[ 2014年1月14日 19:25 ]

新納慎也

 「X JAPAN」のギタリスト・hideさん(享年33)の楽曲で構成されたロックミュージカル「ピンクスパイダー2014」が上演中止になった14日、出演予定だった俳優の新納慎也(38)が自身のブログを更新。心境をつづった。

 無念の決定を受け「僕としても本当に残念で悔しい思いでなりません。本公演を楽しみにして下さっていた皆様に、どんな言葉を僕から発したらいいのかも分からない状況です。魂を削る思いでこの作品に向き合い、並々ならぬ意気込みで稽古を始めいたので本当にショックです」と落胆は大きい様子。

 「舞台俳優はその場を奪われてしまったら何も出来ない…。どんなに想いがあっても、どんなに叫んでも届かない…。悔しいです。やるせない気持ちでいっぱいです。今はこんなことしか言えません。すみません…」と気持ちの置きどころがなかった。

 舞台は2月12日から3月8日に東京グローブ座で上演予定だったが、企画・製作の株式会社アトリエ・ダンカンの「止むを得ぬ事情」のため、地方公演も含め、中止になった。

 新納は1991年、モデルとして芸能界入り。94年から舞台俳優として活動を開始。ミュージカル「エリザベート」「ラ・カージュ・オ・フォール」「リトルショップ・オブ・ホラーズ」をはじめ、三谷幸喜氏(52)脚本・演出・作詞の「TALK LIKE SINGING」でオフ・ブロードウェイデビュー。個性的な存在感から「ミュージカル界の異端児」と呼ばれる。

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