とんねるず 残り2カ月半でレギュラー獲得 29年ぶり「いいとも!」で独壇場 

[ 2014年1月14日 13:19 ]

29年ぶりに「笑っていいとも!」にそろって出演したとんねるず

 お笑いコンビ「とんねるず」が14日、フジテレビ系「笑っていいとも!」(月~金曜後0・00)の「テレフォンショッキング」コーナーに29年ぶりに2人そろって出演。残り2カ月半となった番組で“レギュラー”を務めることが決まった。

 1982年の日本テレビ系お笑いオーディション番組「お笑いスター誕生」でグランプリを獲得したことがきっかけでデビューした2人。そこで審査員を務めていたのがタモリ(68)だった。3人は出会いの頃の思い出話などに花を咲かせた。

 昨年10月の番組終了発表後、木梨憲武(51)が落語家の笑福亭鶴瓶(62)から連絡を受け、タモリと食事の席を設け、労をねぎらったことを告白。すると、木梨から「これから発表があります。3月から何するんですか?」といきなりのフリに、タモリが「何も決まってないよ!」と慌てる場面もあった。まさに、やりたい放題の番組“ジャック”状態となった8000回目となるこの日の放送。タモリからは「何しに来たんだよ!」とのボヤキも。

 そんな中、石橋貴明(52)が「あと2カ月半ですけど、オレたちをレギュラーにしてください!」と懇願。木梨も「カンペ出しでもなんでもやります。CMの間のセットチェンジでもいい、出る側じゃなくてもいい」と続けた。最初はタモリも「オレが決めているんじゃないから」と困惑の表情を見せていたが、2人からの熱烈なアピールに最後は「2カ月半だから決めちゃっていいよね?」と根負けし、「レギュラーになっていいかな?」(とんねるず)の声掛けに「いいとも!」と返し、結成34年目にしてまさかのレギュラー出演が決まった。

 これに対し、火曜レギュラーの「SMAP」の中居正広(41)、バナナマンらが「ダメだよ、そんな簡単にレギュラーになれないんだよ!この人たちめちゃくちゃにしちゃうよ」(中居)「おかしいだろ!」(バナナマン日村)と猛反対するも、タモリのほうは冷静に「いいんじゃないの?」と改めて2人のレギュラー出演を容認した。

 コーナーが長引き、美容家・タレントのIKKO(51)がゲスト出演する予定だった次のコーナーも無くなってしまい、中居は「もう50分になってる…」は最後まで恨み節。2人は来週からレギュラー出演となり、曜日等は決まっておらず、電話をしたら「出れられる」という特殊なシステムが採用することになる。

 この日の「テレフォンショッキング」は48分22秒。同コーナーのこれまで最も長い出演は84年3月14日の黒柳徹子(80)の46分だったが、今回はこれを上回り、最長記録となった。

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