ざこば「金魚のフン」にカチン!たかじんさんとの番組降りた逸話

[ 2014年1月12日 17:25 ]

やしきたかじんさんとの秘話を明かした桂ざこば

 落語家の桂ざこば(66)が12日放送の大阪・読売テレビ「たかじんのそこまで言って委員会」(日曜後1・30)に出演。3日に亡くなった歌手でタレントのやしきたかじんさん(享年64)をしのんだ。

 番組冒頭、パネリストが委員長を務めた故人との思い出を語った。たかじんさんと長年の親交があったざこばは開口一番「一番ようケンカしてるでしょ、たかじんとは」。在阪民放全局で「レギュラー(番組)は一緒にしてた。一番(一緒の)レギュラー(番組)の数も多いと思いますわ」と振り返った。

 いつも一緒に仕事をしていたため、ある時、ブログに「金魚のフン」になぞらえ「ざこばはたかじんのフンか」と書かれたことに頭に来た。「オレ、こんなん書かれてんねん。気悪い。そやから君とはもう仕事しない。とりあえず来週から1本アレ降りるわ言うて、実は番組を降りたことがあるんですけど」と、ともに毒舌家らしい逸話を語った。

 また、たかじんさんが朝、ゴルフ場にホステス5~6人を連れ、酔っ払って現れたエピソードも披露。たかじんさんは「二日酔いで行かれへんから。朝まで飲んで、皆連れて、口頭で謝りたかった」。ざこばは「電話でええのに」と故人の豪快さを懐かしんだ。

 その後は「残された者がいつまでもメソメソしてちゃダメですよ」(現副委員長・山本浩之)と通常通りの番組進行。たかじんさんが生前、なかなか結論の出なかった「靖国問題」などを扱った。

 「(番組は)続けられるまで、走れるだけ走り抜こう」(前副委員長・辛坊治郎)。追悼番組は別途、放送する。

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