淡路さん悼む声…山田洋次監督「戦後の映画史で重要な役割担った」

[ 2014年1月12日 05:30 ]

淡路恵子さん死去

 ▼山田洋次監督(「男はつらいよ」シリーズなどに起用)高度成長期の裏で酒場で生きていく女性など、特徴のあるタイプの役を演じることができる、戦後の映画史で非常に重要な役割を担った人でした。華やかな人でしたが、私生活ではお子さんを亡くされるなど、つらい人生でもあり、そういうつらい思いからもようやく解放されたのかとも思います。

 ▼草笛光子(松竹歌劇団でユニットを結成)歌劇団時代は同じ楽屋でいろいろな話をさせていただき、よくしていただきました。2カ月ほど前にお電話でお話をさせていただいたのですが、その時は「大丈夫よ」と言っておられました。淡路さんと話したのは、それが最後に。今は悲しい気持ちでいっぱいです。

 ▼ピース(TBS「嵐を呼ぶあぶない熟女」で司会)いつも明るく振る舞ってくださり、かわいがっていただいた。淡路さんは弱々しい男はお嫌いだと思うので、ご冥福をお祈りするとともに、これからも仕事に一生懸命取り組んでいきたい。

 ▼栗原類(バラエティー番組で共演)僕がやっていたドラマを曜日も時間帯もお知らせしていないのに「ルイちゃん、見たよ」「あなた、下手くそね、マントはこう上げるのよ」と言って、マントを翻すしぐさを見せてくれたりと、ダメ出し、ご指導もちゃんとしてくださいました。その時は本当にうれしかったです。僕のことをひ孫のようと言ってくださって、僕にとっても大切な祖母のようであり大先輩でした。

続きを表示

芸能の2014年1月12日のニュース