サブちゃん&あまちゃん 50%超え!紅白の視聴率けん引

[ 2014年1月7日 05:31 ]

最後の紅白で視聴率50・7%をマークした北島三郎

 昨年大みそかの「第64回NHK紅白歌合戦」の瞬間最高視聴率は50・7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)で、最後の出演となった北島三郎(77)が「まつり」を歌い終え、あいさつした場面だった。

 演歌の大御所が50回目の出場を機に、自ら決めた卒業。午後11時37分、出場歌手全員に囲まれた北島が「ありがとうございました」と感謝を述べると、視聴者の注目はピークに達した。

 ♪これが日本の祭りだよ~と歌い上げた11時36分も50・5%をマーク。北島は6日、所属事務所を通じて、「このたびは皆さまにたくさん応援していただきましたこと御礼申し上げます。紅白は歌い納めとなりましたが、これからも、完成のない道を歩んでまいります」とコメントを寄せた。

 一方、昨年の連続テレビ小説「あまちゃん」の特別企画も高数字を記録。能年玲奈(20)、小泉今日子(47)、薬師丸ひろ子(49)ら主要キャストが劇中歌「潮騒のメモリー」を歌った「あまちゃん特別編」は徐々に数字を上げて終了直後に50・0%をたたき出した。

 大島優子(25)がAKB48からの卒業を発表後、「ヘビーローテーション」を歌い終え、白組司会の嵐からあらためて質問された場面は48・5%。出場歌手では2番目に高く、衝撃の大きさを示した。

 TBS「半沢直樹」最終回の42・2%を超え、年間視聴率トップとなった紅白。NHK関係者は「目玉だったサブちゃん、あまちゃんが引っ張ってくれました」と話している。

 ≪第1部トップは水樹奈々&TM≫午後7時15分からの第1部では、シングル2曲をメドレーで歌った水樹奈々(33)とT.M.Revolutionが42・6%で最高視聴率だった。

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