東京嫌いのたかじんさん 関西拠点に司会で高視聴率マーク

[ 2014年1月7日 23:50 ]

08年、阪神の開幕戦で審判の姿で始球式を務めたやしきたかじんさん
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 歌手でタレントのやしきたかじん(本名・家鋪隆仁)さんが3日、心不全のため都内の病院で死去した。64歳だった。

 やしきさんは80年代からはテレビやラジオでも活躍。軽妙で、時に毒舌を絡めたトークで、司会を務めた番組が相次いで高視聴率に。代表的な番組に「たかじんのそこまで言って委員会」「たかじん胸いっぱい」「たかじんNOマネー」などがあり、関西の代表的な芸能人となった。

 関西で活躍する一方、東京嫌いを公言して在京テレビ局にほとんど出演しなかった。政治家や評論家らとの本音の議論が話題を呼ぶ半面で、たかじんさんの発言が問題化することもあった。

 12年1月、初期の食道がんが見つかったとして芸能活動を休止。手術と療養の後、13年3月に現場復帰したが、同年5月に再び休養していた。

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