陣内孝則 舞台デビューのきっかけは桑名正博さん「恩人 優しかった」

[ 2013年3月26日 07:18 ]

「男嫌い」の陣内孝則

 歌手で俳優の陣内孝則(54)が京都南座公演「男嫌い」(5月30日~6月2日)PRのため25日来阪し、昨年10月26日、心不全で亡くなった歌手桑名正博さん(享年59)を「役者としての恩人でした」としのびながら新作舞台への抱負を語った。

 陣内はデビュー当時、「ザ・ロッカーズ」のボーカルとして桑名さんの前座を務めた。陣内が舞台デビューした1984年のミュージカル「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」の歯科医役ももともとは桑名さんにオファーされたが「仕事の都合で出られず僕に回してくださったもの」という。昨年10月、ミュージカル「ウィズ」大阪公演の時に見舞い、ベッドの脇で号泣したという。「熱血漢で、出来が悪いとすぐに手の出る人。僕には優しかったけれど」と振り返る。

 「男嫌い」は「結婚物語」などで名コンビだった沢口靖子(47)との26年ぶりの共演作。「天然ボケの沢口さんと今しかできない面白いものができたら」と腕をぶしている。

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2013年3月26日のニュース