HKTセンター 田島芽瑠は珠理奈+あっちゃん!

[ 2013年3月26日 10:00 ]

がむしゃらさと笑顔は忘れない様に心がけると笑顔のHKT48・田島芽瑠

 20日に発売されたデビュー曲「スキ!スキ!スキップ!」が好調なスタートを切ったHKT48。そのセンターを務めるのが、2期研究生の田島芽瑠(13)だ。昨年のオーディション時、総合プロデューサー・秋元康氏(54)から「松井珠理奈の再来」と絶賛された金の卵。彼女の“センター気質”とは…?その魅力に迫った。

 取材前のあいさつ。初対面の記者を前に、目を細めてにっこり笑う。その天性のアイドルオーラに、思わず引き寄せられた。

 昨年9月30日の劇場デビューからわずか5カ月。スピード出世でセンターに立った田島はデビュー曲について「すっごく歌ってて楽しいんです!」と声を弾ませる。

 この曲を歌うに当たり運営側から「センターだ」と指名されたわけではなかった。振り付けの練習中、センターを示す立ち位置「0番」を割り当てられ、初めて自分がHKTのデビュー曲の大役を務めることを知った。

 「想像していなかったからビックリしました」と振り返る。

 初々しく「切磋琢磨(せっさたくま)し合いながらみんなで頑張っていきたい」と抱負を述べる一方で、センターとしての自覚ものぞかせる。

 「まだまだ一番下だし、力が足りないっていうのも分かってます。実力不足って言われるのは納得できます。けれど“研究生なのに…”とは思われたくないんです。“研究生だけど頑張っている”。そんな姿を見せていきたい」

 レコーディングやミュージックビデオの撮影も今回が初めて。戸惑うことばかりの自分を支えてくれたのがAKB48から移籍してきた指原莉乃(20)と多田愛佳(18)の2人だった。

 「難しいから徐々に慣れていけばいいよ」(指原)「急がなくていいんだからね」(多田)。頼れる先輩からの助言が心の支えになった。

 「さっしーさんも愛ちゃんさんもテレビの向こう側の遠い存在でしかなかった。でも、いまHKTにいるからこそ、いろんなことを学習できています」

 スタッフの一人は田島について「我が強い」と明かし「周りに流されない性格だから、センター気質だと思う」と話す。そうした一面は「不動のセンター」として数々のプレッシャーと闘いながら自分を貫き通した前田敦子(21)と重なる部分がある。

 田島は人見知りしない性格で、はっきり主張するタイプ。「自然だね」と言われることが一番うれしいという。

 幼稚園の頃からずっと歌手になることを目標に掲げてきた。HKTのオーディションを受けた理由も、ただ単にアイドルになりたかったというのではなく「自分が今、どのくらい実力があるのか試したかった」と、中学生らしからぬ大人びた考えからだった。それは、秋元氏がAKB48設立当初から掲げてきた「夢をかなえるための一つの通過点」というコンセプトにも合致する。

 歌手を目指すきっかけは幼稚園で習った童謡「ともだちになるために」だった。♪友だちになるために 人は出会うんだよ…と歌いだす詞と伸びやかで前向きなメロディーにひかれた。自宅で家族といる時も一人の時も毎日のように口ずさんでいたといい、父親に携帯電話で、歌っている姿を撮影された思い出もある。

 小学校に入学してからは大塚愛(30)や「いきものがかり」の吉岡聖恵(29)に憧れた。「歌で自由に表現している姿が大好き。いつかお会いできたら聞きたいことがいっぱいあります」と目を輝かせる。

 「芽瑠」という名前はフランス語で「海」を意味する「mer(メル)」から。フランス好きの両親が「海みたいに豊かで笑顔ですくすく育つように」と願ってつけたという。両親の願い通り、その笑顔は人を引きつけ、本人も「がむしゃらさと笑顔だけは忘れない」と心掛けている。

 今、48グループの中に憧れている人物が2人いる。一人はAKB48のエース、大島優子(24)だ。

 最も尊敬しているといい「やっぱり“自然”なんですよね。自分を凄い持っていて、物凄いオーラがある。笑顔もすてきだし、おどけて“変顔”もする。誰にも素で接するところが大好き」と瞳を輝かせる。

 もう一人は、松井珠理奈(16)。HKTのオーディションの時、秋元氏から「松井珠理奈の再来」と評価されたことに刺激を受けた。

 「実は珠理奈さんと仲良くさせていただいてます。周りからは“意外だね”って言われるんですけどね。一緒の現場になった時に最初に声を掛けてくださってからメールアドレスを交換しました」と今では親近感を抱いている。

 珠理奈と2人で一緒に食事に行った時には数多くの共通点を発見した。「人前で泣くのが苦手。泣くのはステージ裏」「負けず嫌い」「実は甘えん坊」などなど。指原からも「珠理奈と似ているね」と言われたという。

 しかし、違いもある。珠理奈がデビュー当初からダンスに高い評価を受けていたのとは対照的に「苦手どころじゃない」と本音を漏らす。「今でも毎日練習しながら先生に怒られています。入った当初に比べれば成長したかもしれないけど、まだまだ」と大きな課題を自覚している。

 48グループの現最年少センターは、先輩たちの大きな背中を追い掛けながら成長を続けていく。

 ◆田島 芽瑠(たしま・める)本名同じ。2000年(平12)1月7日、福岡県生まれの13歳。12年6月にHKT48第2期生オーディションに合格。同9月に公演デビュー。好きな曲は大塚愛の「さくらんぼ」、いきものがかりの「YELL」。愛称・める。小学生の時に地元紙で「こども記者」に選ばれた経験がある。趣味は読書。血液型B。

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