肺に新たな疾患…勘三郎 がん転移は否定「軽い肺炎のようなもの」

[ 2012年11月14日 08:44 ]

肺に疾患が見つかった中村勘三郎

 初期の食道がん治療のため入院中の歌舞伎俳優中村勘三郎(57)が13日、舞台復帰が当初の予定から来春以降に延期となることを所属事務所と松竹を通じて発表した。7月末の摘出手術後、体力の回復に努めていたが、9月に入ってから肺に疾患が見つかったことが理由と説明。来年4月に開場する新しい歌舞伎座の舞台に立つことを目標に治療を続ける。

 関係者はがんの転移の可能性を否定し、現在の病状について、「肺の疾患というのは、軽い肺炎のようなもの。大事を取るということです」と説明。「本人は“来年4月に新しい歌舞伎座の舞台に出させていただけるなら”と話していて、その時期の復帰を目指している」と話した。

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2012年11月14日のニュース