寺島しのぶ妊娠、歌舞伎界初のハーフ役者誕生も

[ 2012年2月20日 06:00 ]

妊娠が分かった寺島しのぶと夫のローラン・グナシア氏

 女優寺島しのぶ(39)が妊娠していることが19日、分かった。初期の3カ月とみられる。人間国宝の歌舞伎俳優尾上菊五郎(69)の長女で、07年2月にフランス人アートディレクターのローラン・グナシア氏(44)と梨園では異例の国際結婚をして話題となった。その際「男の子ができたら歌舞伎役者もいいな」と明かしており、歌舞伎400年の歴史で初めてハーフの役者が誕生する可能性が出てきた。

 寺島が妊娠したことを所属事務所など関係者に報告したのは今月上旬。現在妊娠初期の3カ月とみられ、26日にローラン氏との5回目の結婚記念日を迎えるタイミングで公表するつもりだ。

 すでに仕事先にも伝えており、5月11日から唐沢寿明(48)と共演予定だった舞台「リアルシング」は公演自体の中止が決定。製作サイドは上演中止の理由を「追って必ずお知らせするので諸条件が整うまでお待ちください」としている。

 父親までの3代が人間国宝になるなど歌舞伎界の名門中の名門に生まれたものの、性差の壁で歌舞伎俳優になれなかった寺島は幼少期の挫折をばねに、映画女優の母・富司純子(66)とも異なる演劇の世界からはい上がった。それだけに舞台の中止に「とても心を痛めていた」(関係者)という。

 ただ、2年前に映画「キャタピラー」に出演するため、休業しての子づくりを断念したことがある。その時の決断は、ベルリン国際映画祭で日本人で35年ぶりの最優秀女優賞という栄誉をもたらした。そして、今回は“ハーフの役者”で400年に及ぶ歌舞伎の歴史を覆すことになるかもしれない。

 「性差の壁」を越えられなかった寺島が、今度は「ハーフ」というテーマで歌舞伎の伝統に一石を投じることになるかもしれない。海外からも注目を集めることになりそうだ。

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