水前寺清子 恩師の言葉思い出した「応援歌は、みんなが大変な時にいる」

[ 2011年11月15日 17:46 ]

 歌手・水前寺清子(66)が15日会見を行い、恩師の作詞家・星野哲郎さんをしのぶ「星野哲郎メモリアルコンサート」(日比谷公会堂)を行うことを発表した。

 この日は、昨年亡くなった恩師の作詞家・星野哲郎さんの一周忌。恩師他界後から構想を温めていたというが、「東日本大震災の被災地で星野先生の代表作“三百六十五歩のマーチ”が歌われているのを見て、先生の偉大さをあらためて知った。“応援歌は、みんなが幸せな時にはいらない、大変な時にいる”とおっしゃっていたことが心の中にあった。今の年で歌いたいと思った」と説明した。

 日比谷公会堂はデビュー前の歌謡コンクールの際、審査員だった恩師と初めて会った思い出の場所という。当日参加する俳優・辰巳琢郎は「今ほど日本語が大切な時代はないと思う。邪魔にならないよう、しっかり務めたい」と抱負。アカペラ・グループAJIのリーダー・橘哲夫は、先生の好きな作品は「函館の女」の替え歌「サケ茶漬」の歌だったと明かした上で、「僕たちの解釈で、気持ちを込めてやりたい」と語った。

 婚姻届を提出した後輩の歌手・小林幸子(57)については、「良かったですね。(結婚は)お年に関係ない。いい伴侶を得て、支えが出来て、もっともっと頑張っていかれるんじゃないでしょうか」と祝福した。

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2011年11月15日のニュース