ワン・ビン監督“問題作”をPR「配給会社に感謝」

[ 2011年10月13日 06:00 ]

来日会見を行ったワン・ビン監督

 中国の王兵(ワン・ビン)監督が12日、都内で来日会見を行った。

 新作映画「無言歌」が12月17日に公開を控えている。50年前の中国の“知られざる右派弾圧運動”が題材で「この映画を配給する勇気ある会社に感謝。誰も買う人はいないと思っていた」と話した。中国当局に撮影許可を得ず撮影。「盗聴などもされていないし、撮影も自由にやれた。映画に政治的意図はなく、個人の人生を描いただけ」と強調した。

続きを表示

2011年10月13日のニュース