伝説キャラ「板尾係長」が映画予告に登場

[ 2011年10月13日 06:00 ]

映画「月光ノ仮面」予告編の最後に登場する「板尾係長」

 お笑い芸人の板尾創路(48)監督・脚本・主演第2作「月光ノ仮面」(来年1月14日公開)の劇場予告編に伝説のキャラ「板尾係長」が登場することになった。

 ゴジラのテーマ曲とともに背広姿の板尾が水中から上半身を現し、「そら君、怒られるぞ」など一言を残し水中に消える。90年代の人気バラエティー番組「ダウンタウンのごっつええ感じ」で生まれた板尾の代表的コントだ。予告編ではラスト数秒間、コントをほうふつさせるような池にブクブクと沈む板尾の映像が映し出される。

 配給の角川映画によると、この貴重な“オマケ映像”は池で溺れる浅野忠信(37)を板尾が助けるシーンの撮影時、「ついでに撮った」という。「電気ショックみたいに痛かった」という真冬の冷たい池に潜った秘蔵映像のお披露目に板尾は、「本編にない映像なので複雑」と言いつつ、「初めてナレーションしたので感慨深い」と予告編に満足げ。同作を公開する「梅田ブルク7」など全国35館で15日から、順次上映予定だ。

 同作は、終戦直後の日本を舞台に、落語家の復員兵の姿を描いたダーク・ファンタジー。8月のモントリオール世界映画祭に出品された。

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2011年10月13日のニュース