念願かなった西島秀俊「毎日ひどい目に遭っています」

フジテレビ系連続ドラマ「僕とスターの９９日」制作発表に登場した西島秀俊（左）とキム・テヒ

　俳優の西島秀俊（４０）が１３日、都内のホテルで行われたフジテレビ系連続ドラマ「僕とスターの９９日」（２３日スタート、日曜後９・００）の制作発表にダブル主演のキム・テヒ（３１）、佐々木蔵之介（４３）らと出席した。

　“いちばん近くで遠い恋”をテーマに、警備会社でアルバイトをする冴えない独身アラフォー男（西島）と、彼が９９日間の限定でボディーガードをすることになった韓国のトップ女優（キム）の織りなすラブコメディ。

　「念願のラブコメに出演できて嬉しい。現場のテンションがものすごく高くて、素晴らしいドラマになるんではないかという手応えを感じています」とあいさつした西島は民放の連続ドラマ初主演。キム演じる韓国のトップ女優「ハン・ソナ」のボディーガードを９９日間限定ですることになった男・並木航平を演じている。

　役柄について「すごく正義感が強くてトラブルをよく起こすんですが、トラブルに遭えば遭うほどチャーミングになるというちょっと不思議な役。顔合わせの時に共演者の皆さんにとにかく思いっきり、ひどい目に遭わせてくださいとお願いして、現場では毎日ひどい目に遭っています」と満面の笑み。そんな西島に佐々木も「西島さんがいじめられて本当に嬉しそうで、ステキ」と話し、笑わせた。

　キムについては「とても真摯に役に取り組む方。日本語をひたすら練習して、現場での会話も全部日本語で通されている。今、どんどん上達しているので本当にすごいと思う」と感心しきり。

　キムも「ちょっと近寄りがたい方なのかと思ったら、実際にはとても優しくて、紳士的な方でした。日本語でわからないことがあったら、西島さんが英語で説明してくださったり、西島さんとは通訳なしで日本語や英語でコミュニケーションが取れています」と話していた。