猿岩石から15年 有吉弘行 原点回帰のヒッチハイク

[ 2011年10月13日 07:11 ]

15年ぶりにヒッチハイク大成功!立待岬をスタートして、宗谷岬まで北海道を縦断した有吉弘行

 96年、お笑いコンビ「猿岩石」でユーラシア大陸を横断した、お笑いタレントの有吉弘行(37)が15年ぶりにヒッチハイクに成功した。

 「自分を見つめ直したい。初心に戻りたい」と、北海道函館市の立待岬から稚内市の宗谷岬まで約700キロの北海道縦断を自ら企画。立待岬に立って、「雄大な景色を見ると、北海道はでっかい、自分なんてちっちゃいと気付くよね」ときまじめに話してスタートした。

 ヒッチハイクで成功をつかんだ「猿岩石」を04年に解散後、ヒッチハイクに挑戦するのは3度目。仕事が減った07年に東北地方、「毒舌」の愛称命名で復活後の09年に沖縄で、同じく「初心に戻りたい」と挑んでいた。だが東北では途中で電車に乗車、沖縄では繁華街でナンパした女性に車で迎えに来てもらおうとするなど、反則して失敗していた。

 レギュラー番組を10本抱えるほど人気がV字回復した今だからこそ、「一流の芸能人になっちゃって、自分を見失いそうなので…」と気を入れ直して再挑戦。「4、5日はかかるとみてますよ」と言うスタッフに「僕は10日はみてる。(スタッフは)ヒッチハイクを知らないからな」と余裕の“上から目線”で、函館市で通りかかった車に向かい手を挙げた。そして最北端の宗谷岬には無事到着した。

 この模様は12月21日発売のDVD「我々は有吉を訴えるべきかどうか迷っている」(ポニーキャニオン)で紹介される。有吉は「感動しましたよ」と言いながらも、なぜか表情はさえない。自分を見つめ直す旅になったのかどうか…。

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