NHKドラマ「坂の上の雲」エミー賞候補に

[ 2010年11月6日 06:00 ]

明るい雰囲気の中で会見に臨む(左から)菅野美穂、香川照之、本木雅弘、阿部寛、藤本隆宏

 昨年末に放送された司馬遼太郎原作のNHKスペシャルドラマ「坂の上の雲 第1部」が、世界の優れたテレビ番組に贈られる「第38回国際エミー賞」の最優秀ドラマ部門にノミネートされた。

 計4作品が候補になっており、授賞式は今月22日(日本時間23日)に米ニューヨークで開催。受賞すれば日本のドラマ史上初の快挙となる。
 5日、都内で「坂の上の雲 第2部」(12月5日スタート、日曜後7・30)の試写会が行われ、主演の本木雅弘(44)、香川照之(44)らは大喜び。本木は「このドラマで描いている明治の人は国民の期待と責任を背負って世界に出て行った。そういう人間像は世界の人の心に引っかかってくれると思う」と受賞を期待。映画では「おくりびと」(09年)で米アカデミー賞外国語映画賞を獲得しており、テレビでの世界制覇にも意欲を見せた。

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