[ 2010年11月6日 06:00 ]

インゴ・メッツマッハー(C)Anja_Frers

 この週末も内外のオーケストラによるマーラーの交響曲を取り上げる公演が激突した。6日には上野の東京文化会館でズービン・メータ指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団がストラヴィンスキーのバレエ音楽「春の祭典」とマーラーの交響曲第1番ニ長調「巨人」という超重量級のプログラムで聴衆を圧倒。同日、同じ下町のすみだトリフォニーホール(錦糸町)では、新日本フィルハーモニー交響楽団がロマン派後期から現代音楽に対する独自の解釈で注目を集めるドイツの指揮者インゴ・メッツマッハーを迎えて交響曲第6番イ短調「悲劇的」を披露した。同公演は、7日も行われる。

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