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クラシック界最強の“肉食系”ワレリー・ゲルギエフ

　そして今月末から来月初めにかけてクラシック界最強の“肉食系”ワレリー・ゲルギエフが英国の名門、ロンドン交響楽団を指揮して第１番ニ長調、第５番嬰ハ短調、第９番ニ長調を相次いで披露する。ゲルギエフが来日するたびにその絶大なスタミナとタフさに驚かされるが、今回も大曲揃いのマーラーの交響曲を3曲もプログラムに載せる離れ業で日本の音楽ファンの度肝を抜く。