[ 2009年12月19日 06:00 ]

ブリュンヒルデのイレーネ・テオリン

 ブリュンヒルデは、今回からイレーネ・テオリンが演じる。彼女はバイロイト音楽祭で、08、09年に「トリスタンとイゾルデ」のイゾルデで大成功を収めているほか、新国立劇場には08年10月、新演出上演されたプッチーニの「トゥーランドット」(ヘニング・ブロックハウス演出、アントネッロ・アッレマンディ指揮)の題名役で初登場し、ダイヤのような力強く輝きのある美声で、多くのオペラ・ファンに強烈な印象を残している。現在彼女の持つポテンシャルは、ブリュンヒルデにうってつけ。どんな歌唱と演技を披露してくれるのか、今回の楽しみのひとつといえる。

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2009年12月19日のニュース