11

[ 2009年12月19日 06:00 ]

◇第3場◇これら一部始終を見ていたアルベリヒが姿を現し、指環の所有権などをめぐってミーメと口論となる。そうこうしているうちに小鳥の言葉に導かれてジークフリートが指環と隠れ頭巾を持って洞窟から戻って来る。さらに小鳥は「ミーメに注意して」と警告。ミーメはジークフリートに「疲れただろうから、飲み物でのどを潤せ」と毒液を飲ませようとする。ミーメの心の声も聞こえるジークフリートは、逆にミーメを返り討ちにしてしまう。嫌いであったとはいえ、ミーメまでいなくなったことで寂しさを訴えるジークフリートに小鳥は「炎に囲まれた岩山で眠るブリュンヒルデを目覚めさせて花嫁にするんだよ」と教える。「ジークフリート角笛の動機」と「小鳥の動機」が絡み合う中、幕となる。

続きを表示

2009年12月19日のニュース