アジアに広がる「酒井法子逮捕」速報

　人気女優の酒井法子容疑者が警察に出頭して覚せい剤取締法違反容疑で逮捕されたことについて、中国、台湾、香港のメディアやＡＰ通信などが８日、相次いで速報した。

　中国では通信社の中国新聞社の報道内容が同国内の多数のウェブサイトに直ちに転載され、酒井容疑者に対する関心が強いことをあらためて示した。ＡＰ通信は酒井容疑者が行方不明となり、日本だけでなく、歌やテレビドラマを通じて人気が高かった中国や香港、台湾でも過熱報道が続いていたと報じた。
　８日付の中国各紙は、芸能面などで酒井容疑者に対し逮捕状が出たことを報道。「本人は行方不明で、自宅マンションから覚せい剤が見つかった」（北京青年報）などと捜査状況を詳報。香港でも各紙が「健康的なイメージが丸つぶれ」などと写真付きで大きく扱っていた。
　酒井容疑者は日中国交正常化３５周年を記念した「日中文化・スポーツ交流年」（２００７年）で親善大使も務めた。

（共同）