酒井法子容疑者は「数年前からおかしかった」

[ 2009年8月8日 21:58 ]

東京・渋谷署に入る捜査車両。後部座席後方に酒井法子容疑者が乗っているとみられる=8日午後9時39分

酒井法子容疑者を逮捕 覚せい剤所持認める

 時代を席巻した清純派の元アイドルに何が起きたのか。覚せい剤取締法違反の疑いで8日逮捕された酒井法子容疑者(38)。彼女を知る関係者は数年前から“変調”が見られたと指摘する。
 1986年にデビューした酒井容疑者は「のりピー語」を生み出すなど明るく親しみやすいキャラクターで、工藤静香や中山美穂と並ぶ人気アイドルとして活躍。99年の出産後は育児をしながら安定した芸能活動を続けていた。
 しかし、ある芸能関係者は約2年前から「おかしいなと感じ始めた」と語る。「夫と一緒に深夜のパーティーに頻繁に顔を出し、理想的な家庭人というイメージとちょっと違うなと思った。ほかの人のコンサートに登場し、ハイテンションで歌っていたこともあった」
 音楽市場アナリストの臼井孝さんによると、当時は酒井容疑者が久しぶりのシングルを発表し本格的な復帰を狙っていた時期と重なる。近年、80~90年代のアイドルソングに再評価の動きもあっただけに、臼井さんは「子育てから復帰すると歌が下手になってしまう歌手が少なくない。彼女は丁寧な歌い方を保っていたのに…」と残念がった。

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2009年8月8日のニュース