阪神・青柳 記録より勝利「勝てるチャンスを残せる投球がしたい」球団最長タイ14戦連続被本塁打なしも

[ 2024年4月26日 05:15 ]

キャッチボールを行う青柳(撮影・大森 寛明)
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 阪神・青柳は球団記録度外視でカード先勝を目指す。ここまで投手陣は9日広島戦から14試合連続で被本塁打なし。55年に並ぶ2リーグ制以降の球団最長タイまで記録は伸びており、きょう26日ヤクルト戦も継続すれば69年ぶりに記録を更新する可能性がある。だが、右腕は過剰に意識することなくチームの勝利を最優先する構えだ。

 「打たれようが打たれまいが、負けにつながるようなホームランでなければいい。チームが(本塁打を)打たれてないからとかは気にすることなく、チームが勝てるチャンスを残せる投球がしたい」

 “天敵”の村上にとらわれることもない。通算対戦打率・411(56打数23安打)、被本塁打9。「村上は嫌なバッター」としつつ「村上に打たれたら負けというゲームじゃない。(山田)哲さんも帰ってきたしオスナ、サンタナもいる。打線としてつなげないようにできたら」と、チーム全体を警戒した。

 目下、チームは2分けを挟んで7連勝中。「いい感じに勝っているので、自分も便乗できれば」。上昇気流に乗り、燕打線を仕留めていく。 (松本 航亮)

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