ヤクルトの開幕投手は前日まで公表せず　サイスニードが最有力も高津監督は「言いません。秘密主義なんで」

オープン戦   西武2―3ヤクルト （ 2024年3月22日    ベルーナドーム ）

＜西・ヤ＞ベンチでメモする高津監督（撮影・久冨木　修）
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　開幕投手を務めることが確実視されている先発・サイスニードが22日の西武戦に先発して6回4安打2失点と好投し、シーズンインに向けて順調な調整ぶりをアピールした。

　立ち上がりは制球が安定せずに2回までに2点を失った。それでも球を持つ時間を長くするなどの微調整を加えながら尻上がりに調子を上げ、3回以降は1安打無失点に抑えた。

　エース小川が3月上旬に上半身のコンディション不良を訴えて離脱したことによって、1週間後に迫る中日との開幕戦はサイスニードが先発することが確実とみられている。ただ、高津監督はこの日の試合後に「開幕投手は言いません。（前日の）予告の時は言いますよ。秘密主義なんで」と話し、予告先発の発表までは誰が開幕投手を務めるか公表しない考えを示した。

　サイスニードはオープン戦最終登板を「満足しています。100％の準備はできている」と満足げに振り返った。来日4年目での大役については「もし選ばれればの話」と前置きした上で「選ばれれば光栄なこと。一番最初のゲームというところで、チームを活気づけらるような投球ができれば」とあらためて意欲を示した。