阪神・梅野「いい一日にしたい」 22日の2軍戦で31日ぶり実戦復帰を明言

[ 2024年3月22日 05:15 ]

阪神・梅野
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 阪神・梅野隆太郎捕手(32)が21日、22日のウエスタン・リーグ、くふうハヤテ戦(鳴尾浜)での捕手としての実戦復帰を明言した。右肩の肉離れで離脱し、実戦は沖縄・宜野座キャンプ中だった2月20日の韓国・サムスンとの練習試合(宜野座)以来、31日ぶり。出場後の状態次第ではオープン戦最終盤での1軍合流を想定され、軽快な動きで回復ぶりをアピールした。

 「明日出るよ。試合の中でどんな反応を見せるか、ゲーム一つに出るというのはクリアポイント。ちゃんとできたらいい。そこでしか感じられないものも、いろいろある」

 9日にキャッチボールを再開し、12日からはブルペンでの投球練習で捕手役も解禁。19から21日までは2軍の名古屋遠征に参加せず、鳴尾浜球場での残留練習でフルメニューをこなしてきた。

 「やっていってどう感じるかは明日にしか分からない。その確認というか、体もそうだけど、気持ち的な部分も上げていきながら」

 1軍のオープン戦は残り3試合。22日のオリックス戦が最後の実戦調整となる開幕投手・青柳との“試運転”がなく、昨季まで7年連続で務めていた「開幕マスク」は微妙になった一方、患部の状態に今後後退がない限りは開幕ロースター入りに支障がないとみられる。

 鳴尾浜では春季キャンプで右足を痛めた中川に身ぶり手ぶりでブロッキング練習で助言するなど精力的。「いい一日にしたい」と実戦解禁を心待ちにした。(杉原 瑠夏)

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