【センバツ】大阪桐蔭・西谷監督 甲子園最多タイ68勝「歴代OBが頑張って今の子たちが積み重ねた勝利」

[ 2024年3月22日 14:25 ]

第96回選抜高校野球大会第5日第2試合   大阪桐蔭7-1北海 ( 2024年3月22日    甲子園 )

<大阪桐蔭・北海> 3回、打者に声をかける大阪桐蔭・西谷監督(撮影・大森 寛明)
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 2年ぶりの優勝を目指す大阪桐蔭が北海に快勝し、初戦を突破。西谷浩一監督は高嶋仁氏に並ぶ甲子園最多68勝目を挙げた。

 3回2死満塁の好機から6番・岡江伸英(3年)の左前への2点打などで4点を先制。6回にも3安打を集中し2点を加えた。

 投げてはエース・平嶋桂知(3年)が7回4安打1失点、7奪三振の好投を見せた。

 西谷監督は試合後、初戦突破に「なかなか初戦というのは何回もやらしてもらってますけども難しくて、子どもたちがこの試合にしっかりと合わせてくれました」と振り返った。

 平嶋については「状態も良かったですし、背番号1を付けてますので責任感を持って投げてもらいたい気持ちで起用しました」とし「相手をしっかり見ながら、自分のリズムでしっかり投げてくれた。攻めたピッチングができた」と評価した。

 打線は8安打のうち7本が単打で「新基準のバットになってなかなか、ロングが出ませんので、つないで粘り強くやろうと言いました」とした。

 指揮官はこの勝利で智弁和歌山の元監督、高嶋仁氏に並び、甲子園歴代最多68勝となり「私の記録というよりも大阪桐蔭の歴代のOBたちが頑張ってくれたものに今の子どもたちが積み重ねた勝利」と謙虚に語り「うれしく思います」と控えめに笑った。

 次戦に向けて「高校生なので一生懸命やってる中で、今日もいっぱいミスがありましたけど、それをどれだけカバーしながら粘り強く戦えるかということですので、なかなか簡単にはいかないと思いますけど、粘りで勝って最後、皆で校歌を歌いたい。少し時間もありますので、しっかり練習して次も校歌を歌えるようにやっていきたいと思います」と意気込んだ。

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