阪神・伊藤将が粘りのQS 6回3失点に反省と収穫「あとはしっかり、精度良く投げられたら」

[ 2024年3月21日 05:15 ]

オープン戦   阪神0-4ソフトバンク ( 2024年3月20日    ペイペイD )

<ソ・神>力投する伊藤将(撮影・北條 貴史)
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 阪神先発の伊藤将が6回3失点の粘投で試合をつくった。被安打8、4与四死球と制球に苦しみ、毎回走者を許す苦しい展開。それでも「今日は良かった」と全97球の半数近くを占めたカットボールを軸球とし、クオリティースタート(QS=6回以上、自責3以下)と役割を果たした。

 持ち味を発揮した。3回1死一、二塁から3番・柳田に真ん中直球を右前適時打されて先制点を献上も、後続を断って最少失点で切り抜けた。6回には無死二塁から6番・栗原に中前適時打、代打・中村晃にも直球を右前適時打されて2点を失ったが、大崩れはしなかった。「(公式戦になれば)ああいう場面も多くなると思う。最少失点で切れるようにできたら」とシーズンを見据え、「コースは良かった」と収穫も手にした。

 次回は27日のウエスタン・リーグ、オリックス戦(杉本商事BS)での調整登板が濃厚。開幕5戦目の4月3日DeNA戦(京セラドーム)へ向け、「あとはしっかり、精度良く投げられたら」と前を向いた。

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