【センバツ】木製バット使用した青森山田の2人 「いつもより振れない」「打てると証明できた」

[ 2024年3月21日 17:17 ]

第96回選抜高校野球大会第4日・1回戦   青森山田4-3京都国際 ( 2024年3月21日    甲子園 )

<青森山田・京都国際> 初回2死一塁、青森山田・吉川は左前打を放つ(撮影・大森 寛明)
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 青森山田が京都国際をサヨナラで下し、選抜初勝利を挙げた。3番・対馬が初回の第1打席で今大会初めて木製バットを手に打席へ入った。対馬は、京都国際の先発左腕・中崎が投じた内角球に詰まらされ、二飛に倒れた。

 また、5番・吉川も木製バットを使用。1点を先制し、なおも2死一塁から真ん中付近の135キロを振り抜いて左前打を放った。吉川を含む3連打で青森山田はこの回2点を奪った。

 1点を返されたが、5回には1番・佐藤の右前適時打で追加点を挙げた。しかし、8回には失策が絡んで同点に追いつかれる展開。それでも9回は2番手・桜田が力投し、バックも盛り立てて勝ち越しを許さなかった。すると9回、1死から吉川が中越え三塁打。続く伊藤が左前へサヨナラ打を放って決着をつけた。

 ▼(木製バットで4打数無安打の3番・対馬) 金属バットと違って公式戦になったら緊張とかプレッシャーもあったりして、いつもよりは振れない部分もあった。低反発のバットで練習してて、自主練習とかで木製のバットを使ってて、芯を食った時にそっちの方が飛ぶなとかバランス的にも操作性がよかったり、上の舞台でやるなら木製の方がいいかなと思った

 ▼(木製バットで三塁打を含む4打数2安打の5番・吉川)(新基準の金属バットは)握ったことがないので、木製の方が絶対打てるし、絶対飛ぶと思っているので、今日はそれを証明できてよかった。

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