MLB 大谷翔平の元通訳・水原一平氏の解雇受け「大谷は現在懲罰を受けていない」米報道

[ 2024年3月21日 16:58 ]

20日に行われたパドレスとの開幕戦。試合中に声を出す水原通訳(左)と大谷(撮影・光山 貴大)
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 スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」は21日、ドジャースの大谷翔平投手(29)の通訳を務めていた水原一平氏(39)が、「巨額の窃盗の疑い」で20日に球団から解雇されたことを報道。「水原はコメントの要請に応じなかった。大リーグ関係者によれば、大谷は現在懲罰を受けていない」と報じた。

 また「リーグ関係者によれば、大リーグ機構は検察から連絡を受けていない」と報じ、「大リーグ選手会(MLBPA)はコメントを拒否し、大谷の代理人であるネズ・バレロ氏は複数回のコメント要請を拒否した」としている。

 水原通訳を巡っては「巨額の窃盗の疑い」で20日に球団から解雇されたと、21日に地元紙ロサンゼルス・タイムズやスポーツ専門局ESPNなど複数の米メディアが報じた。報道を受け、球団は「ドジャースはメディアの報道を認識しており、チームは通訳の水原一平氏を解雇したことを認めます。現時点でそれ以上のコメントはありません」と声明を発表した。

 ドジャース公式サイトでは、前日までスタッフ一覧に「Major League Interpreter(通訳者):Ippei Mizuhara」と記載されていたが、解雇を受け一覧から姿を消した。水原通訳は、この日行われる開幕2戦目でメジャー初登板となるドジャース・山本由伸投手の通訳としてもベンチ入りする予定だった。

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